それでは先週の解答を致します。
先週の問題はマキタの北海道の営業所で修理ができなかった
打ち込み不良のAN630Hの原因でした。
先に原因を言いますと
24番のフロントクッション(別名ピストンバンパ)の不良でした。
でも写真で見る限り、致命傷なほどひどい状況ではありません。
でもよ~く見ると
ただれている面が下側になっています。
普通はピストンで激しく叩くために
こちら側の面が破損します。
ここまで来たら分かると思いますが今回はフロントクッションが逆さまに入っていました。
普通なら逆さまに入れたらうまく組めないので気が付くと思うんですが強引に
インパクトで締めこんでしまったのでしょうか?
それともそれ以前に別の方が間違って組んでいたことに気が付かなかったのでしょうか?
(私もその部分が悪いとは予測もしておりません)
逆さまに入れると
シリンダよりも広い面を強引に入れるために微妙に持ち上がってしまい
ピストンが下がった時に通常よりも早めにクッションが利いてしまい
打ち込みが弱くなったような錯覚になります。
またその状態からクッション薄い面が潰れるので
打ち込んだ直後に微妙にドライバが下がることに頷けます。
とりあえず、今回は原因の即答を頂けました岡崎営業所の修理の方に拍手です。