先日のパネルソーの修理の宿題である手配中の部品が届いたので現地に伺う。
フラッシュ定規と言うのはフラッシュ(中空建具)を木端の4面切って加工する際
一番最初の捨て切りする際、鋸刃1枚分カットするためのストッパーのことである。
上の画像のパネルの奥に収納されている爪部分がフラッシュ定規で
今回動かないのは画像右下のシリンダが動かないことが原因である。
その原因として
1.シリンダが壊れている
2.シリンダの先に問題がある
3.シリンダのリミットスイッチに異常がある
4.シリンダを動かす命令をするシーケンサーが故障
5.シリンダにエアを入れる電磁弁の不良
以上が考えられるが、今回は電磁弁を外して手動でエアを繋ぐとシリンダが動き
電磁面の入力側に信号が入っていたので電磁弁不良の可能性がかなり高く
その部品はメーカーであるマキタ(元TMK)が補給をしていないので
市販品を手配した。
ネットで購入した方が安いが、部品に関する問い合わせができないと
修理の時に不都合なので、近くの電磁弁の代理店にお願いしたが
本体に説明書もなければどの線が何を表しているかも明確でない。
速効で納入先に問い合わせると担当の方が教えてくれたので
無事接続完了。
動作確認!
無事動きました。
メーカーに見捨てられた修理依頼は今後も増えそうなので
簡単には引退できそうにもありません。