マキタの常圧仕上釘打機の修理依頼である。
何度も言いますがフィニッシュネイラはMAXの登録商標なので
他社は仕上釘打機と言いますが諸外国ではブラッドネイラとか
ブラッズなんて言うのが一般らしいです。
今回はピストンが戻らないので釘が出ません。
シリンダを抜いて
分解してみましたが致命的な部分は見当たらないようでしたが
よく見ると
クッションF(一般にはピストンバンパ)の中央が欠けています。
普通はピストンに当たる部分が欠けるとリターン不良を起こしますが
今回は問題なさそうですが、
欠けた部品が残っていたのでイタズラをしている可能性もあるので
交換しましたが、症状は改善されず。
次に怪しい部分を
中央の太いOリング。
これは逆止弁の役割をしておりピストンが下がったときにOリングの中にある穴から
シリンダの外側にリターンのエアを入れ
打ち終わったときは穴をふさぐので逆流できないようになっていますが
結構、このOリングが固くなっていたので交換しましたが
まだ症状が改善されません。
もう一か所を忘れていました。
画像を撮りそこなったんですが
ハウジングとノーズの間に細いOリングがあるはずなんですが
それが無くなっていました。
在庫がなかったので手配しましたが、本日はあいにくの祝日なので
入荷は金曜日になります。
残念!!!