日曜日に展示会を5時半ごろまで片付けたので
できる範囲でネット注文の処理をしようと思ったところ
今朝来られた大工さんが見えました。
要件は仕事以外の相談。
現在町内の総代を行っているらしく祭りに使う木の幟(のぼり)を
アルミポールに変えたいとのこと。
実はこのアルミポールは車止めに使うバリカーなどのサンポール製なので
当店の取り扱い商品なんですがサンポールは施工は一切行わず
一般の建設業者に依頼することが通例。
高さや石の有無によって金額が違ってきますが1対100~200万円ほどかかります。
施工図面が確定していないといつまでも予算が出ませんが
注文住宅と同じで「高いの安いの」と言っていると決まらないので
過半数が「ある程度かかっても行う!!」と言えば決まりますが
今のご時世、町内会でそんな風には決まらないので、
決まるときは大抵地域の気前のいい方が全額寄贈するケースが多い。
それと今回一番ネックになっていたのが神社に仕える宮司の存在。
最初は乗り気だったらしいが、お金がかかると聞いた時点で方針転回した模様。
この条件で「どうしたらいい?」と言うことが聞きたかったらしい。
答えは当然「今回は放置しましょう。」
木製の幟はある程度使うと腐ります。
腐った幟は危険です。
代わりの幟は現在入手困難です。
それと幟立ての平均年齢が70歳くらいでこれも危険。
しかしこれらの取り決めをする方も平均70歳くらい。
幟よりも先に逝きそうな方が多いので、そんな心配はしない方が多いでしょう。
と言うことで
「誰かが事故を起こすまで放置してください。」
と言うと納得した表情で
「やっぱりそうだよね。ここに来てよかった。」
これで一件落着ですが、貴重な時間を1時間取られました。
晩御飯まで行って昨日も朝7時から始める。
何とかキリが付いたのはお昼過ぎ。
それから集金&納品して、帰ってから切れていたステン羽根定規を作って
本日には出荷できるようにストックしました。
とても展示会どころではありません。