昨日、兄弟で建築業を営んでいるが高齢で廃業寸前の弟さんから電話が
「倉庫にリョービのウインチがあるんだけど、プラスチックの部品が割れてショートしたみたいでブレーカーが飛んで使えんけど部品入る?」
「モデル分かります?」
「それは分からんけどプラスチックの部品が割れとるんで、LINEで写真送ってもいい?」
「LINEではなくメールで送ってください。とりあえずモデルはWI-61Cのような気がしますのでプラスチックの部品って言ったら、コンデンサーかな分解図確認します。・・・・基盤はないようですけどダイオードかもしれないですね。」
こんなやり取りをしていましたら車で30分くらいかけてご来店いただきました。
スマホの画像を見ると本体だと思ったらプラスチックの部品と言うのはリモコンスイッチでした。
コード一式しかないかスイッチ部だけとれるか分解図をWI-61Cの想定で確認すると
スイッチ部だけでも補給していましたが、とにかくモデルが不明なので手配はできません。
「とにかくモデルを確認してください。」
と言うと
「実はその前に兄貴が近くの金物屋に相談したらしいけど『修理するより新しいのを買え』って言われたんできたんだ。」
廃業寸前の業者に言う言葉ではないですよね。
基本的に一般の金物屋は直すことを考えず売ることしか考えていないようです。
本当に買った方がベストなら話は分かりますが、今回は明らかに違うでしょう。
でもこんな話をすると買い手側が
「金物屋は売ることしか考えていないのは普通だ。」
と肯定することに疑問を持ちます。
人と人との付き合いは相手の気持ちを考えてベストを尽くすことが正しいと思います。
買い手側のことを考えないようであればそれを肯定せず否定していただかないと
当店が相手の立場になって業務しているを否定されたことになってしまいます。
このあたりのご理解を頂きたくボヤかせていただくことをご了承願います。