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先週の解答(高圧プラグ)

先週の問題の解答を致します。先週の問題は下図で

左のホースのプラグは木口部分に穴が開いていませんが、釘打機のプラグには穴が開いています。
どうしてこんな風に違うのでしょうか?

と、いう問題でした。
satorusanさまtakaさまRIOさまコメント回答ありがとうございます。
穴が開いている給脂の穴という理由は正解です。
釘打機には当然オイルが必要です。そのためオイルを入れる穴が入るわけですから、穴を開けざるを得ません。
しかし、常圧釘打機ほどの大きさの穴ではないため、高圧専用の先細タイプのオイルスプレーや油さしでないと穴に入りません。
どうして穴が小さいか?これは高圧ホースのプラグ木口に穴が開いてない理由と同じなんです。
それでは、高圧プラグの木口に穴が開いてない理由、
それは、もし穴が開いているとコンプレッサーに接続してある高圧ホースを抜いた瞬間、ホース木口から勢い良く出るエアジェットにより
ホースがどこかに飛んで行き、現場のどこかに傷を付ける可能性があります。
実際にMAXから聞いた話ですが、高圧コンプレッサーが発売される前にコンプレッサーから常圧ホースを外した瞬間ホースのプラグが勢い良く飛んで行き、
掃き出しの窓ガラスを割ったと言う事例が何件かあったそうです。
これが高圧だったらもっと凄いでしょう。
ということで、高圧ホースが飛び出さないように木口に穴を開けずプラグ横面に穴を開けてホースの飛び出しを防いでいます。
先ほどの釘打機の穴が小さい理由も飛び出すエアの量を制限してホースが飛んでいく力を軽減しています。
明日は”あるなしクイズ”を出題します!
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