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先週の解答(曲がって入る丸頭のロール釘)

いよいよ、今週末の日曜日が展示会となりました。
準備は万端とは言えませんが、何とかなるでしょう。(毎回こんな感じです。)
限定特価品の準備をして、当日に良く出し忘れることがありますので、今回はそれがないようにして、
弁当も頼んだし、お菓子も買ってきたし、飲み物が少し足らないかもしれませんが、メーカーさんからいただけるので良しとしておきます。
今回は若井産業の営業マンが初参加なので、要領が分からないかもしれません。(前任者からある程度は引き継いでいると思いますが・・・。)
そう言えば、99%話が来ると思っていた中学校のPTAの話が来ません。
来なければ来ない方がいいですが、それはそれで寂しいような・・・。


話が逸れましたが、先週の解答をさせて頂きます。
先週の問題は、
どうして釘打機で丸頭の釘を打つと曲がりやすいと言われるのでしょうか?
但し、ここで「釘が曲がる」と、言われる表現は、釘の軸が折れるという意味の表現ではなく、斜めに曲がって入ると言う意味です。
まずは、平頭の釘を打ち込んだときの図をご覧下さい。

一見、真っ直ぐに入ったと思われている釘もほとんどが上記の図のように斜め入っていますが、
そこそこ硬い材料に打った場合は、材料に釘頭が当たった時、頭が水平に修正されるため、真っ直ぐ入ったように見えることがあります。
しかしh168さまからのコメントにもありましたが、軟らかい材料に打った場合は釘頭が斜めのままになります。
ちなみに機械打ちの釘のギリギリのところをマルノコで切ると外して切ったつもりが釘を切っていることがあるのも、これが原因です。
今度は、丸頭を打った場合の図です。

釘の入り込む様子は平頭と同じ条件ですが、打ち終わりの時に、ドライバが釘の高い側の端を押えないので、
釘頭が水平になることは、ほとんどありません。
今回の問題は皆様から異論があることは覚悟しておりますが、
あくまでも「丸頭の釘が曲がる」と言われるのは、当店に見えるお客さまのイメージから来るものかもしれません。
事実、手で打っても曲がりやすいですから・・・。
それではまた。
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