一日遅れとなりましたが、先週の解答になります。
先週の問題は
丸頭の機械打ちの釘が傾きやすいと言われる理由は何でしょう？
でした。
すでにryotaさまから正解を頂いておりますが、
実は丸頭の釘だけが傾くわけではなく平頭の釘も同様に傾くんですが、傾いていないように見えているだけのようです。
平頭の釘でも発射直後は先端が大抵発射口の端付近にそって打ち込まれるために若干斜めに入ります。
しかし打ち終わるときに頭が材料とドライバに挟まれるために
あたかも真っすぐに入ったように水平になります。
しかし丸頭の場合
ドライバ先端が釘頭の端に当たらず、中央で押し込むために頭の傾きが修正されずに入るため
傾いたように見えます。
その対策として2x4ボード専用釘打機は釘先端が発射口の端に寄らず、中央から発射できるように
釘先端を中央で保持するイーグルガイドが付いています。
同様の理由で、ビス打ち機は斜めに入っても真っすぐに修正できませんので、
イーグルガイドでビス先端を発射口中心で保持し、ビスを真っすぐに打ち込んでいます。
「俺のビス打ち機にはそんなものは付いていない！」
と、ご非難を頂くかもしれませんが、一度ご確認ください。
