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日立ビス打機の常圧と高圧の変更その2

改めて皆様にお詫びいたします。
今回の記事は22日にUPする予定でしたが、仕事が休みの日に寝坊して慌ててUPする記事の順番を間違えてしまいました。
今後はこんなことが起きないように注意いたします。
特に埼玉県人さまには御迷惑をおかけしまして申し訳ございません。


それでは本題に移りたいと思います。
本日は前回(その1)の逆で常圧のビス打機を高圧に変更する場合の説明をいたします。
高圧に変更する場合は昨日とは違って部品点数が多くなります。
まずは分解図をご覧下さい。

以前説明したとおり、本体部は色は違えども全く同じものです。
高圧ビス打機は取り入れ口で常圧に落として、使用しているために本体は全く同じですが、取り入れ口に圧を下げる部品が入ってきます。
今回の場合は常圧から高圧に変更するわけですが、交換しなければいけない部品が9点と多くなります。
部品代だけでも合計11230円(税別)になります。
もちろん取替工賃は入っていません。
これだけの部品を交換するなら高圧コンバーターを買って、繋いだほうが早くて安くなりますが、
知ってみえる方も多いと思いますが、高圧コンバーターを使うよりも高圧タイプで直接ビスを打ったほうが早く締まります。
理由はレギュレーター(調圧器)の流量の違いです。
流量といいますのは、エアの流れやすさを言います。
高圧コンバーターは圧に応じてエアの口を微妙に開けたり閉じたりしますが、小型化している分、口開き量が小さいんです。
空気の出入り口が小さいとエアを使う量が少ない時はあまり気になりませんが、
ビス打機のようにエアモーターを回すと釘打機よりも多くのエアを必要とします。
そのため、市販の高圧コンバーターをつけたものより、専用機のほうが流量を考えてある分エアの流れが速く、
早い連続打ちに対して効果を発揮します。
常圧を高圧に変更したいと思われる方はこのあたりを考慮のうえ、ご検討下さい。
それではまた。
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