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今週の問題(電子かんな)

先週のコメントで革新的な道具の話を書いていましたら、書き込んでいる途中で書き込むことが惜しくなりまして、今週の問題にすることにしました。
そのコメントは
『革新的と言えるかどうか分かりませんが、今から30年前に日立から電子かんなP40Vが発売されました。
当時の担当がカタログを持ってきて、
「こんなの出ましたが?」
現在の電子○○のはしりです。
自分は20歳当時の鼻タレ小僧でしたが、電気オタクだった自分に、意味も分からずに担当営業が尋ねてきたんです。
回転数が8000〜12000回転に調整が出来、ソフトスタートが付いていました。
(このソフトスタート、現在の電子マルノコよりもスタートが遅く、スイッチを1秒以上入れないと回らないため、知らない人が使うとスイッチを入れた瞬間、起動しせず、無意識にスイッチを何度も入れなおすため、永久に回らず「スイッチが入らん!」とまで言われる始末の商品でした。)
でも特に意味はないと思って、興味は持たず、電子制御は売らずに普通の電気カンナばかり販売していました。
この話の続きがありますが、ちょっとネタになりそうなので、来週の問題にします。』
ということで、この続きになりますが、
実はこの電子かんな、意外なことに新(あたら)しモノ好きの販売店が販売しておりましたが、購入されたユーザー様から
「電子かんなは良い!ゆっくり削ると艶は出るし逆目が出ない。」
と言った評判が。
これなら仕上げ鉋を掛けるのも楽でしょう。
本来この電子かんなは従来の電気かんなと同じ無負荷回転数が12000回転ですから、回転数は変わりません。
負荷を掛けても回転数が変わらないから、綺麗に削れるとの触れ込みがありますが、これは電子マルノコと同じです。
使って見える閲覧者の皆さんは分かると思いますが電子マルノコの方が綺麗に切れるとは言えないはずです。


さて、問題です。
問1:どうして電子かんなP40Vは綺麗に削れたのでしょうか?


そして、もう一つオマケ問題です。
このP40Vは綺麗に切れる理由が元で廃盤になりました。
問2:どうして廃盤になったのでしょうか?

(過去の記述の中にヒントがありましたので抹消しておきました。)
解答はまた来週!
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