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今週の問題(深切り電気マルノコのブレ)

今さらなんですが、先日マルノコを色々とチェックしていたら、あることを発見しました。
それは、以前記事でも取り上げましたが、深切りの電子マルノコではない機種が切り始めにブレが大きくて使えず、
マキタはすべてスロースタート方式に変更しました。
日立は販売しておりませんので詳細が分かりませんが、スロースタート機能が付いているようです。
どちらも始動時に1秒前後50Vさせてから100Vを流しているようですが、
リョービは回転数を拾って、回転が遅いときに電圧を下げる方式を取っているようです。
もちろん電子マルノコの場合はスロースタートをつける目的ではなく、無理をして回転が遅くなるときにモーター焼けを防ぐため
回転が遅いときに入力電圧を下げる機能が働くため、始動時は自動的に低電圧始動するためスロースタートになります。


もしスロースタート機能のない深切り電気マルノコを使うと始動時の反動が大きく、
刃先を墨に乗せて切るものなら切り始め部分がしゃくれてしまいます。


でも、不思議なことに深切りではない通常の電気マルノコは始動時にブレるような現象はほとんど出ません。
今までは軽いモーターに対して大きな刃を付けているからとばかり思っていましたが、
深切りの場合、確かに刃がたくさん出ますが、外径が大きくなったわけではありません。


さて問題です。
スロースタート機能のない深切り電気マルノコはどうして始動時のブレが大きいのでしょうか?
あくまでも、先日発見した個人的見解です。
反論があるかもしれませんが、ご了承願います。

解答・解説はまた来週!
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