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今週の問題(自動カンナ修理)

これから自動カンナの修理をします。
今日の修理はこちらです。

今回の症状は「刃が回らない」と、言うことなんですが、一口に刃が回らないと言われても
1.モーターが起動しない。
2.軸がロックしている。(主軸ロック)
3.ベルトやギヤ・シャフトが破損してモーターの動力が伝わらない。(このときは「空回り」になります。)
以上のケースが考えられます。
まずは、刃を手で回してみます。

時計の長針で5分ほど動くだけです。この場合、2になりますが、この軸が動いていますので、この軸以外のロックになります。
自動軸も同様に5分ほど動きますので、悪いところはモーターのようです。
モーターを外す前に直角定規を抜こうと思ったら、向かって左側の軸を押さえている蝶ボルトが折れて掴むところすらありません。

さて、問題です。
軸を押さえている6mmのボルトを今回はどう処理したでしょうか? 
ヒントは今回の依頼主の方は70歳を超えたすでに廃業届けを出したのにも関わらず、まだ大工さんをしている方です。
ですから、修理代は最小限にとどめなければなりません。
解答はまた来週!
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