先週の問題はこの写真からでした。
さて問題です。
これは何に使うものでしょうか？
たくさんのボケ回答及び、後の回答者に対して正解を濁した回答いただきまして、ありがとうございます。
これは大工道具とは言えませんが、鉄筋コンクリートの壁を作るときに使う仕上げ面用のＰコーンの付いた型から
Ｐコーンを外した後のテーパー穴を3mmほど凹ますために仕上げるPコーン鏝です。
両面使えるのはW5/16（2分半）とW3/8（3分）のPコーンのどちらも使えるように配慮したものです。
参考：http://www.dougu.co.jp/hometai.htm
http://www.sunoie.com/2012/03/13/%EF%BD%90%E3%82%B3%E3%83%B3%E9%8F%9D/
※Pコン鏝やホームタイ鏝とも言います。
昔はプラスチック（＝P）ではなく、木を使っていたため「木コーン（もっこん）」と、今でも呼ばれる方が見えます。
どうして、こんな風に仕上げるか？
諸説ございますが、仕上げ材を一気に塗ると、Pコーン穴が硬化時に凹み、その対策として3mmほど浅くモルタルを詰め、
十分縮んでから、仕上げ材を塗りますが、現在は打ちっぱなしが増え、Pコーン鏝で仕上げて終了の工事が増えました。
明日は修理からの出題になります。
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