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大変だ〜!

昨日のプチクイズの写真はこちらが正体でした。

色々と空気を読んでくださった方々にも感謝です。
実はストリートビューは息子が大好きで地元はまだ未登録だったため、写真を見せたら喜んでいました。
ただの親バカで、申し訳ございません。
それでは、本日の本題です。


先日、2x4の工場のMAX合わせまぐさ打ち機のピストンが戻らないので打てないと言う修理に行きました。

4台90mmの釘打機が組み込まれていまして、悪かったのは1台なんですが、
同時期に4台とも交換したピストンOリングのうちの1個が磨耗していたので、工場長判断で4台とも交換。
この修理1台でも面倒なのに4台は飽きますね〜。
でも、4台目になると要領も良くなるので、1台目よりもやっぱり早いです。3台目交換中に工場長が見えました。
「フンデガーの溶接できる?」
何も考えずに
「ウエルダとお面とケーブル一式あれば・・・。」
「じゃあ、すぐ近くのレンタル屋で借りてくる。」
合わせまぐさ打機の修理が終わったので、第二工場のフンデガーのところに行きます。
この工場で言われるフンデガーというのは、どんな角度でもカットできるこの機械です。

こんな大掛かりの機械なんです。http://www.okikikai.com/new/hundegger/h3.html#top
問題のところを見ると中央のモータールーム内の材料押さえローラーを上下させているエアシリンダの取り付け部が
溶接部で折れています。ステー(補強部)も付いていないので構造的に問題アリと思われます。
このまま溶接すると、すぐに折れそうなので、ステーの代わりにZボルトのナットも一緒に溶接します。
オール金属製のバイスを借りて折れた部分を固定し、火花で下の樹脂ローラーを傷めないように考慮して、
裏側のリニアレールも熱でひずまないように注意して仮付けです。
お面をつけて、火花が出た瞬間、あることを思い出しました。
知り合いの元溶接工が発砲スチロールの工場の二階で溶接をしていた時、
最後の溶接で溶けた鉄の一部が一階に落ちて、その工場が全焼したことでした。
すぐにお面を外して、周りを見ると、モーター下と足元の2箇所すでに鋸屑に火が付いて、炎が上がっていました。
「大変だ!バケツに水を入れて!炎が上がっている。」
と言いながら、素手で炎をすべて消して、それ以外の火種もすべて消して、持ってきていただいた水を掛けて、
事なきを得ました。
この後の溶接は燃えやすい鋸屑をエアダスタで飛ばして、さらに下に水を撒いて、
工場長と担当係に水入りバケツを構えていただいて、溶接終了。
今回は大事故にならなくて運が良かったんですが、今後は気をつけます。
お騒がせして申し訳ございません。
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