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インパクトのトルクについて その1

ずいぶん前からインパクトドライバーのトルク表記について否定派の自分がこの件に少し掘り下げていこうと
ようやく重い筆を取ろう(正確には重いキーを叩こう)とすることにしました。
その前にインパクトドライバーのトルク表記について、周りの方は誰も触れないので、マキタと日立に同じ質問をしてみました。
営業マンに問い合わせると、個人的な意見が加わりそうなので、お客様問い合わせ先に同じ質問をしました。
その内容は(以下メール内容)

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インパクトドライバーのトルクについて
お問い合わせ内容
お世話になります。
インパクトレンチのトルクはナットを仮締めしてからインパクトレンチで決められた時間締めた時の締め付け力と伺っておりますが、
インパクトドライバーは主に木ネジを締める道具であります。
そのためソフトインパクトと通常のインパクトでのトルク表記が極端に違っていても、実際に軟らかい木に長い木ねじを締めるとソフトインパクトの方が速く締まるケースが多いようです。
この表記の仕方を変えた方が良いと思いますが、
実際のトルク表記方法というのはどんな方法なのでしょうか?
日立工機では今から30年前にM8ナットを仮締めして3秒間締めた締め付けトルクだと伺っておりますが、現在の方法は確認のため問い合わせてみます。
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すると翌日、日立工機のお客様窓口らしき方から、メールではなく電話での回答が来ました。
「本来なら営業から回答させるべきですが、直接電話の方がいいと思いまして、電話での連絡とさせていただきます。」
「はい。」
「オイルパルスはトルク表記が低いですが、実際に軟らかい木を締めると普通のインパクトドライバー並みに締まります。」
「そんなことは分かっています。知りたいことは実際のトルク表記方法はどんな方法ですか?」
「それは日立独自の方法です。」
「だから、それはどんな方法ですか?」
「オイルパルスはトルク数値が低いですが、それでも軟らかい木には普通のインパクト並みに締まります・・・」
「今回の問題はWH18DBAL2とWH18DDLのトルク表記がほとんど変わっていないのに、実際に締めるとDDLの方がはるかに早く締まるんですが、その分カムアウトして使いにくいことが問題になっているんです。お客様がトルク表記をそのままインパクトの強さと勘違いされるので、もっと違う表記方法の方がいいと思いますし、あまり意味のない表記ならあえて表記しないほうがいいと思うんですが。」
「じゃぁ、だったらトルク表示をやめろってことですか?そんなことは出来ません。」(お互い、この辺りから逆ギレ口調になっています。)
「とにかく、今回の質問はトルク表記方法が知りたかったんです。」
「だから独自の色々な方法です。」
「分からないなら、もう質問しません。」
「それでは電話を切っても良いですね!」
「大変申し訳ございません。質問した私がバカでした。」
さすがにキレてしまいました。
その後、日立の担当に事情を話して、独自の方法の確認依頼をします。
しかし、マキタは何の連絡もありません。



その3日後、マキタのイケメン担当が資料を持ってきました。
続く
4050314