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マキタ新型インパクトドライバーその2


それではこの新型インパクトドライバーTD148Dを使ってみます。


まず持った感触
全長が短いことは一目瞭然であるが、その分18Vのバッテリが大きく見えてしまう。
世界最短とのことであるが、アングルインパクトドライバーのほうが短いので、これは
「※アングルインパクトドライバーを除く」
と、注釈を入れるべきでしょう。


次に世界最強のチェックですが、
そもそもインパクトドライバーのパワーをトルク表示すること事態ナンセンスだと思っております。
トルクはあくまでもボルトやナットが締まった強さを言います。
インパクトドライバーは実際に170K・mも締まったボルトを緩めようとすると六角軸がすぐに折れます。
それに、ボルトを170K・mも締めることはありません。
しかもトルク表記そのものが各社曖昧なため、他社との比較が出来ません。
そのため、この件は割愛させていただきます。


最後に世界最速について
実際にカナイの金物用の120mmビスを締めてみます。
ダダダダダダダダ・・・・・〜記録7秒
確かに前作のTD147Dより速い感じはします。
次に同じ檜材に日立の対抗機種であるWH18DDLで挑戦
ダダダダダダダダ・・・・・〜記録5.5秒
あれっ?!
たまたま日立で締めたところが軟らかかったかもしれないので、もう一度実験。
TD148D行きま〜す!
ダダダダダダダダ・・・・・・〜記録6秒
日立WH18DDLの二回目も行きま〜す!
ダダダダダダダダ・・・・・・〜記録5.5秒
言い訳を作らないといけませんので、マキタのコーススレッドを使ったときの調べではTD148Dの方が速かったのかもしれません。
でも、それほど速いという印象ではないような気がしました。
今回の実験では四角穴のビスを使いましたが、+穴のネジの場合、
速く締まれば締まるほど+が滑って外れやすくなります。
ですので、速く締まることが良いことばかりではありません。
本当に新型に期待したいことは、ハンマーの距離を変える機能を付けて
ハンマーの距離が近いと一回の打撃でビスの回る角度が大きくなるため四角穴のビスは速く締まります。
ハンマーの距離を離すと一回の打撃でビスの回る角度が小さいため+ビットが外れにくくなります。
そんな世界初のインパクトドライバーに期待したいと思っております。
もちろんこの一連はマキタのイケメン営業マンの目前で行いました。
新型に期待することもお願いしました。
その結果にはあまり期待できそうもない予感がしますが・・・。
それではまた。
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