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入隅カッター製作その2

次はベースを固定する穴を開けますが、出っ張らないようにして、尚且つスライドできるような座彫り&長穴加工をします。
普通ならエンドミルを使いますが、M4のネジが通るような4〜5mm径のエンドミルで深さが2cm以上開けられるものが
既製品にありませんでした。
仕方がないので、専用のエンドミルを鉄工ドリルから加工して作ります。

細いのが通し穴用で太いのが座彫り用です。
フライス盤は父の形見のものを使います。

どうして父がフライス盤を持っていたかって?
それは趣味で木工細工をしておりました。
大工さんの要らなくなった硬木のコワを頂いて、それでお盆や壷を作っていましたので旋盤もありましたが、
旋盤は父の友人がどうしても売って欲しいと言われて、売ってしまいましたので、もうありません。
それよりも父が亡くなったときにコワを全部もらって欲しかったんですが、仲間が欲しい分だけ買っていただいたんですが、
ほとんどコワが減りませんでした。
その後、薪ストーブ使うから全部いただくと言われた方も来られましたが、それでも途中で
「もう要らない」
と言われたときにまだ半分以上残っていて、最後は1tトラックで8回焼却場に持って行き、
総重量は2.8tありました。
話は逸れましたが、実は今回の記事ですが去年書きかけて、UPする前に定尺の板が完売しました。
次回からはこのベースを格安で作ってくださる業者が現れましたので、そちらにお願いしました。
もちろん、その道のプロですので、精度・仕上がりは遙かにグレードUPしました。
今後とも入隅カッターをよろしくお願いいたします。
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