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世界で一番安いプレカットその2


この貫穴を開けるには、どう見てもチェンのみを使うべきだと思いますが、
ありとあらゆるチェンのみに関係あるところを探しました。
探してみればあるものなんですが、ドイツ製でありました。
しかし機械が30万円、刃が8万円でしかも納期が2ヶ月。
さらにチェンバーは違うためスプロケットギヤも一緒に交換するととんでもない金額。
でも無いものは作ればいい。
チェンは18mmのものの外側コマを減らして12mmに変更。するとバーは一部改造するだけで使えた。
スプロケットは作らないといけないので、父の知り合いの金型職人の休日に刃の切っていない円筒型の材料を依頼。
自分でギヤの山型の墨をして、グラインダーで削ります。
楕円穴も鉄工ドリルで穴あけし、残りはヤスリで加工。
後は中古のチェンのみに組み付けて、会長のOKを頂きました。


次のスリットは胴差と梁のスリット。

今度はチェンのみでは、まず無理な6mm溝。
これを簡単に加工できる方法を考えます。
ちなみに赤い線はそこまで金物が入るため、中をえぐらなくてはいけません。
続く。
1907293