タイトルの通り、電話でハンドルを手配してほしいとのことで、部品を発注しました。
翌日、持ち込まれたものがこちらです。
ハンドルが見事に折れています。
このような場合、昇降が重く、無理やり回して破損することがほとんどですので、軽くします。
アレ？
ハンドルを新品にしても全く動きません。
この自動カンナはポールが細いので１本でも重いと定盤が傾いてしまって動かなくなることが通例です。
特にCRC5-56を使うと、軽いポールがより軽くなるために逆効果で、
正しくはグリスまたは糸を引くくらいの高粘度オイルを使います。
今回は傾いているかな？
正面から見ます。
やっぱりです。
樹脂ハンマーで叩きながら平行にして、何とか動くがまだ重い。
定盤下のフィードスクリュー（昇降ネジ）にもゴミが詰まっているのでナイロンブラシで除去。
何とか動きました。
定盤も錆びていたので、錆を取って、テフロンスプレーで錆止め＆滑りやすくします。
くれぐれもポールには釘打機用などの低粘度オイルは使わないでください。
CRC5-56は灯油なので全くダメです。
ポールに塗るものの詳細につきましては、K氏（高峰さんではありません）からコメントがあると思います。
