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直角二面+固定定盤の縦連結改その2

直角二面の手前側は6m確保するために扉を開ける方法で2mくらいは回避できます。
自動鉋の向こう側も同様にオートリターン機能があるために、扉を開けて材料が通過できるスペースさえあれば
2mくらいは回避できます。
大量にある4mの造作材はリターンを使うと作業時間が遅くなるので、屋内部分は最低4m必要です。
しかし中央を6m以上開けると場所を取ってしまいます。
そのため、最近は中央を4.5m開けにするケースが増えつつあります。

この場合でも、少々面倒ですが通し柱は加工できます。
その場合、直角使用時は自動鉋を材料高さよりも予め上げておいてから直角二面で削り
自動鉋を使うときは直角二面の送りローラーを材料高さよりも上げれば回避できます。
この方法は確かに面倒ですが、一軒の物件を行ううちで、通し柱を加工するのは十数本を一回削るだけです。
それ以外の加工はほとんどが4m以下のはずです。
4mの材料を加工するのに、6m以上開いている機械の間を人が2m余分に歩くのは無駄な時間と労力になります。
また、この2mで機械が縦連結できるかできないかの境目の作業場もたくさんあります。
こんな方法もあることを頭の隅にでも入れておいてください。