先日、集塵機からおかしな音がするので見てほしいとのことで、現地に伺います。
おそらくベアリングだろうと思って手持ちのベアリングを全種類持って行きました。
現地で本体を確認すると、一回回るごとに「コトッコトッ！」と音がする。
しかもいつも同じ位置で止まるような感じ（要するに重心がズレた状態）。
とにかく蓋を開けて、ファンを出します。
しかしファンが開口部よりも微妙に大きく出せない？
仕方がないのでモーターを外して斜めに抜く。
ようやく出た。
どうもファンの下板がひずんで、ファンの羽根先端が大きく開いたために出なかったようである。
改めてファンを見ると
全部でカシメが3本切れていた。
そう言えば数年前に別の集塵機を修理に行ったとき、異音が出たまま使っていたら羽根がちぎれて
外周枠を突き破り、さらに真上に飛んで天井のトタンも突き破って行方不明になったことがある。
この時はさすがに社長は気持ちが悪いから新品を持ってきてと新品に入れ替えました。
一昨日、新品のファンが入荷しました。
焼けの痕はバランスを取るためのようで新品にも施されていました。
ただ、補強が余分に入っていましたので、少しは安心できると思います。
