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日立6型スライドの調整 その3

上のポールだけガタがあります。
どれくらいあるか?写真では表現できませんので動画でUPしてみます。


おおよそですが、上にポール側に鉛筆の墨1本くらいのガタがあります。
このガタが下のポールを軸に刃が逆方向にガタツキますので、
刃先では1mm以上動きます。
通常はポールの左が重いので、刃先は遊びの右に寄っています。
切断中はさらにハンドルを押しつけるために遊びの右から動きません。
ところが切断終了した時にハンドルを離すとバネが跳ね上げる勢いで
遊びの反対側の左に刃が移動します。

この時にブレーキが完全停止していないと使う側の左木口に刃痕が残ってしまいます。
現在C6RSHCのクレーム処理中のお客様も同じことを言われていました。
「切り終わるときに痕が残る!」
原因が分かれば対策は機械の癖に合わせれば良いですから、方法として
1.完全にブレーキが効いてから刃を上げる。
2.切り終わるときに手を離すように上げず、荷重を掛けながら上げる。
3.使用時スライドをストップさせるツマミねじをスライドがかろうじて動くギリギリのところまでにする。
これらの方法が考えられますが、日立の営業マンにそれを説明すると納得されて
次の日、クレーム中のお客様のところに事情を説明して話し合った結果
差額を払ってC7RSHCとの交換と言うことになりました。


日立工機さん
唯一マキタに勝っているスライドがこんなことでは、先が思いやられます。
次は名誉挽回・汚名返上でお願いします。
間違っても汚名は挽回しないでください。