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マキタ新型マルノコベベルプレートの秘密

以前の記事でマキタの新型マルノコのベベルプレートが従来品よりも薄くなったとのことで
マキタの担当がその件の回答を持ってきました。
回答内容は、前作と違い焼きが入っているとのこと。
と言うことは薄くしたことが軽量化が目的とするとこちらで計測したが20gしか軽くなっていない。
これなら薄くする必要性があまり感じ取れません。


それから数十日経って、おもむろに曲がってしまったリョービのベベルプレートをバイスに挟んで曲げたところ
補強もしていないし焼きが入っていないので、簡単に曲がりました。
ここでひとつ気になったことがありました。
「焼きが入っているものを曲げたらどう違うか?」
もちろん実験です。
実は先日、交換したときに外した部品が手元にあるんです。

シルバーはリョービの焼き入れなしの厚み3mm
黒がマキタの焼き入れアリの厚み2mm


それでは実験です。

曲げるとその形状を記憶します。
これでは不可抗力がかかると曲がって精度が落ちます。
対策は補強して曲がらないようにすることになります。


次にマキタの新型

おっと、曲がらないのではなく、曲がっても元に戻ります。
この場合、不可抗力がかかった時、一時的に曲がるが、すぐに元通りになります。
また一時的に曲がった方が他のベースやギヤカバーの破損防止にもなるため有効と考えられます。


ただ、これでは新型平行微調整機構の意味が薄れますが・・・。


それではまた!