昨日の朝一に、以前としかねふぁんさまからご紹介いただいた秋田県のSさんから電話がありました。
「〇〇〇〇を修理していただきたいですが宜しいですか?」
「送っていただければ、すぐに見積もって連絡します。修理するかどうかはそれから決めてください。」
その後、別の遠方の方から同機種の修理品が送られてきました。
要件はメーカーに修理見積りをお願いしたら38000円掛かると言われて納得できないので
当店に送っても良いか尋ねられ、了承後送られてきました。
38000円も掛かるなんてどこが悪いんだろうと思って分解すると
ピストンの先端(ドライバ)が欠損していました。
これだけなら10000円強のはずですが、さらに
ピストンが抜けてしまってバンパを突(つつ)いていました。
でも使えない状況ではないので、他に異常がないか?
ピストンを半分だけドライバガイドに入れて試し打ちします。
でも、全くピストンが動きません。
どこかのバルブの異常か?
もう一度分解してピストンを押してみると
全くピストンが下に下がりません。
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よく見ると
ドライバガイド(発射口)穴の入り口を抜けたドライバが叩いてしまって
穴が小さくなっていました。
それならば、穴の中に棒状のヤスリでシコシコ擦って心棒が気持ちよく入るようにします。
今度はピストンが上下するのでもう一度ピストンを穴に挿入してから発射してみます。
すると、心棒が短いので釘が浮きますが、ちゃんと打てました。
と言うことで替えなければいけない部品はピストンのみ。
替えた方がいい部品はピストンバンパのみ。
依頼者に見積もり連絡を入れると即OKとのこと。
部品が入荷するまでお待ち願います。
ところで今回の機種は一体何でしょう?
正確なモデル名でお答え願います。
ヒントは、シート連結も使える釘打機です。
それと遠方の方から続けて依頼があったことがヒントです。
解答は、また来週!