http://www.shinwasokutei.co.jp/products/71620/
先日タイトルのレーザーの注文が入りましたので、取り寄せて納品前の検査を行います。
梱包から取り出して電池を入れて
下げふりにラインが4本とも乗るかチェックします。
さすがは高額商品だけにピッタリです。
このレーザーの特徴は地墨点が本体中央の真下ではなく本体の横にあるため
壁際ギリギリの墨出ができることが特徴です。
方式は本来縦ラインは前と後ろのラインを同じ通り上に合わせて２本のラインで照射しますが
今回のレーザーは１個のレーザーポインターを円錐型の反射板の中央に反射させて
ポイントを360度に拡散させる方式のラインにしています。
この方式は以前からありましたが、照射する角度の量が大きいために
同じレーザーポインターを使った時に暗いことが欠点でした。
しかし、今回のレーザーは一番明るいとされていた山真の明るいタイプに引けを取らないと言うよりも
照射する位置によって違いますが、平均山真よりも明るいようでした。
今回の方式の場合、欠点もあり
・本体を振ると地墨点位置が変わってしまうため、回転させて合わせるのではなく、本体ごと移動すべきである。
・今回は震動に強い電子正準タイプであったが、静止するまでの時間がジンバル式よりも倍以上かかる。
また、本体を少しでも回すと正準機能が働き、少しの間待つことになる。
それと、振動の多い床や足場板の上では勝手に正準機能が働き、使いづらいことがある。
そのために、同じ仕様のジンバル式も併売しております。
とりあえず、今回のレーザーは縦横とも精度バッチリでした。
