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一見さんお断り

ついに来る時が来てしまいました。

ロール釘が欠品。

緊急で裏技入手しましたが、とても追いつきそうもない。

番頭もいつも買っていないところに

「釘ある?」

と問い合わせるが答えはすべて

「ありません。」

でも本当は”ありません”ではなく、

”いつも買って頂いてないところには販売できません”

と言うべきところをはぐらかされているだけ。

メーカーでも問屋でも

商品さえあれば日頃買って頂けないところでも売りたいのが本音。

でもメインで購入されているところに納められない商品を

都合の良い時だけ欲しいところに売れるはずがない。

もし、そんなことをしたらメインの販売先が別のところで仕入れないと

商売ができないから、得意先に逃げられてしまう。

 

逆に当店が使い手にロール釘を販売するときでも同様である。

まず、”一見さんはお断り”ではあるが角が立たないように

「在庫がございません。」

商品を見られたら

「すべて売約済みです。」

見え見えでも、これくらいは、しないといけない。

日頃、買って頂いているお客様でも

「釘あるか?」

と聞かれたら

「十分にはございませんので必要最低限でお願いします。」

「それって、どれくらい?」

「現在進行中の現場の分だけでお願いします。」

「だったら次の現場はどうなるの?」

「遅れながらでも少しづつ入荷しますので、何とかなると思います。」

トイレットペーパーと同じで必要以上に買い占めたら

必要な方に商品が届かなくなります。

困った時はお互い様。

今は日本中、いや、世界中が協力しないといけない時です。

今一度、温かいご理解のほど、よろしくお願いいたします。

トイレの部品がないとかIHがないとか、

仕上げで必要な部材は途中まで仕事ができますが、

今は土台のアンカーボルトがない、羽子板がない、なんて状況で

木造新築の着工に危険信号が出ています。

新築だと簡単には仕様が替えられませんが

リフォームに回って遊んでいる手を埋める方法もあるかもしれません。

確認申請のない仕事なら代替部材も活用も容易です。

固定観念にとらわれず、ケースバイケースでこの危機を乗り越えましょう。