早速ですが、先週の解答になります。
先週の問題は
刃を止めているボルトの上にある矢印の3つの意味でした。
一つ目の意味は、刃物の回転方向です。
「時計回りに回ります」と言う意味です。
シールを貼ると汚れたり剥がれたりしますが、
抜き穴ならその心配はありません。
二つ目の意味は、刃物を緩める方向を示しています。
シールでも指示していますが、シールは永久に見えません。
締める方向についてはボルトがフリーの状態ですから→なんて見なくても分かりますが
刃を緩めるときはどちらに回していいか分かりません。
特にこのボルトは逆ネジですからインパクトで緩めるつもりで左に回すとボルトが折れてしまいます。
そのため、普通のボルトとは違い
「時計回りに回すと緩みますよ」
と言う意味を持っています。
最後に3つ目。
これは絶対必要です。
モーターのハウジングのボルトが刃の裏からネジで締めてあります。
この機種はそのネジがカバーに当たっているために普通では外せません。
そのため矢印の両端がモーターのネジの入り口になっています。
今回は、この矢印のおかげでベアリングを交換できました。