早速先週の解答です。
先週の問題は
この部品はどんなエア工具の部品でしょう?
でした。
それでは順に解説します。
これはMAXのTA-35の部品になります。
この機種は30年以上前から存在しておりますが、いまだに部品供給しております。
と、言いますのは、本体ボディを使っている機種が現存しているからであります。
部品左はシール12で10年くらいで劣化破損して打てなくなりますので、定期的な交換が必要です。
中央はピストンバンパで、右側はノズルになります。
この二つのどちらが破損してもリターン不良を起こしますのが
エア漏れは起こりません。
これは日立のN2504シリーズの部品です。
左の二つはピストンの下の部品で破損するとリターン不良を起こします。
右端はピストンリングですが、端から2mmくらいのところ欠けることがあります。
その場合もリターン不良を起こします。
小さい樹脂部品は引き金の中にあるバルブでひびが入ると打てません。
これは日立のベビー釘打機NV38ABやNV50AFの部品です。
C型のリングがピストンリングで破損するとリターン不良を起こします。
ハット型の部品はヘッドバルブ(シリンダの開閉型の蓋)です。
少しでもゆがむと動作不良を起こしますので、定期的な交換が必要です。
これはCN540やCN550のシリンダシール(橙色)とピストンストップ(ベージュ)です。
どちらも破損するとエア漏れで使えません。
残念ながら、MAXの在庫を買い占めたので、MAXにはございません。
明日も部品から出題します。