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剛床の速射について その2

それでは、どうして気圧が高い方が速くエアを送ると言われるか?

これはイメージ的な部分もあると思いますが

結論を先に言えば必要最低限にした方が釘が速く打てるのではなく

必要最低限にした方が仕事が早く終わると言うことである。

でも、気圧を目いっぱい上げる方は仕事を早く終わらせることよりも

高速連射時の釘が速く打てることを優先している。

考えられることは「よく切れる」と同じ解釈ではないかと思います。

以前にも言いましたが綺麗に切りたいときは細かい刃で「綺麗に切れる」

ですが早く切りたいときは粗い刃で「軽く切れる」

相反する意味なのにどちらも「よく切れる」である。

結局、目的に適していることを転じて「よく切れる」と言われます。

今回も圧力を目一杯上げることを「速く打てる」と言うのは

目的に合っているという解釈のような気がします。

これはイメージだけの問題ではなく

圧力が低めだと1発目は十分入っても高速連射すると

エアが追い付かないのでパワーパックのエアが低めで打つことになります。

そのため最低限のエアでは目的に合っていないことになり

圧力が高い方がいいということに合っているという解釈になっていると思われます。

高速連射の時に1割くらいパワーパックの圧力が下がりますので

圧力不十分にならず仕事を早く終わらせる手段として

 

必要最低限より1割くらい高めの圧力で打てばストレスなく

たくさんの釘を打てるのではないかと推測されます。

 

例えば20気圧あれば釘が適度に沈む場合、気圧設定を22気圧にします。

 

気にされる方は一度お試しください。

すでに実践されている方もおられましたらコメントお待ちしております。