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海外製品は売らない

先日SK11の木工旋盤が欲しいと問い合わせの来店がありました。

しかしSK11はホームセンター主流の藤原産業(道具道楽とは別会社)の商品。

かつては中国の電動工具は基本修理しないし部品の補給もない。

しかし最近は高額商品も販売するようになったので一応修理できるところもある。

ホームセンターや修理をしない販売店なら問い合わせる側は

「何を聞いても無駄だから・・・。」

と思うので長い問い合わせはしないですが

当店に来ると、重箱の隅をつつくように問い合わせが来ます。

藤原産業とは取引もないし、取引があったとしても無責任な売り方しかできないので

売らない方がベスト。

高く売れるならまだ許されますがネットで価格を確認していますから

ネット価格で売ると間違いなく手間代が出ません。

ですから最初に

「この商品は取り扱いしません!」

と言ったにもかかわらず

「ちょっと聞いていい。」

と言いながら、ちょっとではなく限りなく質問が来る。

連投するので「今回が最後ですよ!」と条件付きで回答したら諦めていただけた。

とにかく安い中国の電動工具は日本に営業所がなければ修理センターもない。

当然自分で修理するための部品も補給がないので修理ができない。

新品を買う時に「1年保証」と謳ってありますが

「1年以内に壊れたら無償で直します。」と言う意味ではない。

「1年以内に故障したら別の新品に交換します。」と言う意味で

日本の輸入業者は中国の電動工具仕入れる際、1割~2割くらい余分に仕入れて

その余剰分を1年保証交換用にキープしているので在庫を完売することはない。

 

と言うことで今回はお客様の廃業品を購入した際に中国製品がありましたが、

これは

パオックと書いてありますが台湾製ですね。

実はこの会社は新潟精機の別社名。

当然、当店の名前では売れませんので

オークションに出品したら知り合いの方が落札してびっくりです。