早速ですが、先週の解答です。
先週の問題は
次にうち、電動工具のコードの繋ぎ方として一番よくないと思われる繋ぎ方は、次のうちどれでしょう。3択です。
１．そのまま捻る
２．一方から捻る
３．Uターンして捻る
これが一番よくないと思われる番号と理由をコメント回答願います。
以上でしたが、すでに3代目オヤジさまから正解が出ております。
「繋いだ部分の強度よりも線同士の接触面を考えると3番が一番小さく、電気抵抗が大きくなって熱を持つ→被服が解ける→ショートする なんて事が起きるかもしれないですね。」
3代目オヤジさま、おめでとうございます！
まずは次の図をご覧下さい。
（赤い部分が接触部分になります。）
コードを繋げるということは抜けないようにすることも大切ですが、それ以上に”電流を伝える”ことが大切です。
半田付けやターミナルによるカシメは電気の接触をよりよくするためのものです。
しかし、それが出来ない場合はそれに近い状態で接続するために、
ある部分が接触不良を起こしても、別の部分が十分に接触していれば、
接触不良のためにスパークしたり、導通出来ないようなことは起きなくなります。
そのためにも接触部分の面積をいかに大きくするか？これが重要となると思います。
特に電動工具のコードのように常に曲げたり伸ばしたりする部分につきましては3番のつなぎ方の場合、
接触部分が動いてスパークを内部で起こす可能性があります。
ちなみに自分がコードを繋ぐ場合はこのようにします。
続きは明日。
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