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続、ここにも地震被害が

昨日の卒業式、無事に終わりました。
昨年の涙の卒業式と違って、あまり涙の少なかった卒業式でした。
校長先生が涙で言葉が詰まっての式辞、PTA会長の涙交じりの祝辞ではありましたが、
それほど、声をすするほどではなく、何か味気なさが残りましたが、
卒業生の成長した勇姿はしっかり見せて頂きました。


昨日からシステムキッチンが入らないため仕事が掛かれないということを聞いていて
PTA会長は丁度システムキッチンの製造会社の社員なので、来賓待合室で
「キッチンが入らないということを現場から聞いていますがどうでしょう?」
と尋ねたら、
「オリエンタルモーターの商品が入らないだけですよ。」
とのこと。
早速帰ってからネットで調べたら、
「商品によっては納期がしばらく掛かります。」との模様。
本社は東京なのですが、念のため工場を調べたらやっぱり
茨城県のつくば工場・福島県の相馬工場でサーボモーターを作っています。
そうしたらマキタの営業マンがやってきまして、
「14.4Vのバッテリが出荷制限って言っていたのですが、どうも中身が・・・・」
「中身って4個入っているソニーの電池のこと?」
「そうです。その工場が福島らしいのです。」
「だったら主力の充電工具がしばらく入荷困難になるかもしれないってこと?」
「その可能性あります。」
日に日に震災の影響が明るみになってきます。


午後から○○ホームの新築現場へ
現場に着いたら大工さんが、
「ベニアもキッチンもエコキュートも入らないので、俺この現場の次の現場の仕事が2ヶ月先になってしまった。今から2ヶ月食っていけない。」
「でも被災地より良いんじゃないの。」
「被災地は仕事しなくても食わしてくれるだろ。」
「充分食べ物なんてないはずですよ。」
「国が助けてくれるじゃん。」
「そんなこと言っていたら、被災者に怒られるよ。」
「だって、俺仕事なかったら、食ってけれんもん。」
とりあえず、この大工さん自分のことでいっぱいのようです。
でも先日義援金を6000円寄付してきたそうです。まんざら分かってなくは、ないようです。


仕事を珍しく定時で終え、着ぐるみショーの稽古へ合流。
40分のみの手合わせ程度で終了。
そのまま外で雑談。
そんな中でどうしても話題は、震災へ。
「被災者にがんばれって言っちゃいけないんだって。」
「そうだよ、ガンバレって言われても何も出来ないし、惨めになるだけだから・・・」
とにかく被災者に応援するなら言葉ではなく、今は物資の供給は後回しにして、
義援金の寄付とそれ以外、非被災者に何が出来るかを考えることではないでしょうか。
皆さんも一緒に考えてください。