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高圧コンプレッサー

先日コメントを頂いた内容でこんなことがありました。


「工機のコンプレッサーに500時間でO/H(産機の物は1200時間ってなってますが)となってますが、本当に必要なんでしょうか?
実際どの程度の金額でどの辺を直すのか気になります。
それと電源が入らない物は基盤修理で直りますか?
金額はどの程度掛かるのでしょうか?
場違いなコメントですが教えて頂きたいです。」


といったコメントでした。
はてなダイアリーさんはコメントが入るとメールが来るのですぐに分かります。
私はコメント頂くと素直にうれしいのですぐにお礼コメントします。その時の内容は


「いつもコメントありがとうございます。
工機のコンプレッサーですが、PAで始まるタイプは500時間
ECで始まるタイプは1000時間ぐらいでしょうか。
(43気圧以上のタイプは450時間でOH表示目的のLEDが点滅します。)
OHの内容は、リングセット(ピストンの回りの樹脂部品)の交換です。1万円ぐらいです。
放って置くとシリンダやクランクが逝かれて修理代が4〜5万円かかります。
電源が入らないのは基盤の可能性がありますが、基盤は7万円以上かかるはずですのでご愁傷様となってしまいます。それ以外にコネクタのはずれやプラグ焼けスイッチ不良の可能性もありますので一先ずお見積もりした方がいいと思います。たまにうそつきな販売店も見えますので、高額の場合、修理中止返却で、セカンドピニオン(別の修理屋に依頼見積もり)をする方法もあると思います。」


ここで500時間と言うのはモーターが回転している時間を言います。
500時間と言ってもどのくらいか分かりにくいと思いますが、私の見当の付け方として
軸組工法(在来工法)の場合40坪前後の住宅を1台のコンプレッサーで使用する場合、
一軒あたりの運転時間が大体40時間前後です。
と言うことは12〜13棟ぐらいが目安と言うことになります。
MAXは3年前から、日立は5年前からオーバーホール時期になるとLED表示が出る機種が発売されています。
しかし、自慢話になりますが当店では500時間でオーバーホールしよう運動を7年前から行っております。
おかげさまで、オーバーホール不備による高額修理が激減しました。
その代わり新品があまり売れないような気がしますが、
その分信用が売れています。(つもりです・・・・)