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今週の問題(高圧と常圧の違い?)

先週から暑さが急に厳しくなり、職人さんには非常につらい季節になりました。
以前、ある基礎屋さんが言っていました。
「見習いを採用すると、続かない見習いは最初の夏でやめてしまう。逆に夏採用した見習いは、比較的継続して働いてくれる。」
やっぱり、一般人が建築業界に入ると一番厳しいのは暑さのようです。
現場でお施主様のために働く職人さんの皆さん、くれぐれも熱中症には気をつけた上で頑張ってください。


さて、今週は問題を休もうかと思いましたが、やっぱり出題します。
今ではかなり普及してきました高圧釘打機。でもタッカとビス打機は、本体そのものは常圧の機械に高圧から常圧に落すレギュレーター(調圧器)を
付けただけの即席高圧機です。
そのため、ピストンもエアモーターも常圧で作動しています。
しかし、ビス打機は明らかに高圧の方が打ち込み早いと言われます。


そこで今週の問題です。
どうして全く同じ構造のビス打機に同じ常圧でビスを締めているのに、高圧のレギュレーターを付けた高圧タイプのほうが、ビスの打ち方が早いのでしょうか?
今週のノーヒントで行きます。皆さんには申しわけございませんが、1週間悩んでいただきます。
解答は例によって、また来週。
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