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こんなの作っちゃいました その1

先日、自動門扉の修理依頼がありました。
何でこんな依頼があったって?
実はこの電動の門扉、10年ほど前に私が作りました。不具合が出て修理依頼が来るのは当然です。
でも、故障箇所は私の工事した部分ではなく、電気工事屋さんが配線した部分に問題があったためモーターが欠相運転(コイルの磁界の一部が働いていない)
によりモーターに電気が流れているが、モーターが回転せず、ある程度の時間モーターがうなったことが続いたためでした。
早速、モーターにかかっているチェンを外し、手で軽く開くようにして、
手動式でモーターが入荷するまでの間(約3週間)お客様に待って頂きことにしました。


そもそも何でこんなものを作ったかといいますと、ここの作業場を作った時、電動シャッターの前にスライド式の門扉を作ったのですが、
電動シャッターはリモコンなのに門扉は手動のため、お客様が面倒だと思われていたとき、
地元の市のお祭りで毎年電動の山車を作っている話をしていまして、お客様に
「へ〜、そんなものを作るんだ。だったらこの門扉を電動でしかもリモコンで動くように出来るか?」
「もし作るなら、門扉にモーターを乗せて、リモコンはシャッターのリモコンをそのまま使い、リモコンでシャッターを開ける信号が出ているときに門扉を開けるようにして、シャッターが閉まる信号があるとき、門扉が閉まる構造にすれば、新たにリモコンや受信機を買う必要もないし、屋内のシャッタースイッチでも門扉とシャッターは開閉できるからそれが一番安いと思いますが。」
「それだったらいくらぐらいかかる?」
「モーターと制御ボックスをつけて、防雨カバーは板金屋さんに頼んで、電気配線別で20万あれば問題ないでしょう。」
「えっ!そんなに安く出来るの!!リモコンは1個7万円したんだよ。それを7個も持っているからそのことを思ったら全然安いよ。それで作って。」
「えっ!!本当に僕が作るの!!!(冗談かと思いましたが本気です。)仕事の合間に作るから、納期は分からないよ。」
「構わん構わん。」
ということで、本当に作ることになってしまいました。
それではまた。
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