10数年前に松下から最初のオイルパルスドライバーという商品が発売されました。
当時は12Vで予備電池別売りで定価79800円と高価な商品でした。
それでも当時はポツポツと売れておりましたが、使い良さの分からない人が買われると残念ながら棚に入ったままの状態でした。
この商品はインパクト特有の音がなく、しかも軟材に対しては通常のインパクトドライバーよりも締め付け速さが速いという利点がありました。
逆に欠点が通常のインパクトより強く押さえないと＋が滑りやすいという欠点があります。
買ったのに使わない方はほとんどこれが原因でした。
その後マキタも日立も発売しました。
マキタは現在TD130DRFXという形式でソフトインパクトドライバという名前で販売しております。
65mmのコーススレッドを締めると同じ14.4Vよりも速く締めることができるのにトルク表示を見ると
通常インパクトのTD134はトルクが155N・mに対して
ソフトインパクトのTS130はトルクがたったの30N・mしかありません。
さて問題です。
どうしてビス締めが速いのにトルクがこんなに小さいのでしょうか？
解答はまた来週致します。
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