この日はレーザーが8台入荷してきました。
当店では新品のレーザーはすべて仕入時に精度チェックをしますので、すべて開封して検査をします。(抜き打ち検査ではありません。)
まず開封します。
電池を入れます。
立っているスケールに水平線を当てます。
スケールに赤い線が当たっています。
この状態で水平の左右の傾きと直線かどうかを確認します。
まず本体を回して赤い線の右端と左端が合っていればOKですが、稀に中央だけ高かったり低かったりする時があります。
すべて2.5m離れたところから、誤差が0.5mm以内であればOKです。
次に縦ラインの確認です。
下げ振りの上にラインがちゃんと乗っていればOKです。
当然すべての縦ラインのチェックをします。
最後に水平前後の精度を調べます。
手前のスケールに当てながら
3m向こう側のスケールに当たるようにして
向こう側のスケールが何ミリ上がっているか確認します。
今度はレーザーの当て方を逆にします。
先ほどと同様に何ミリ向こう側が下がっているか確認しその差が6mに対する誤差となります。
一般的なレーザーの許容範囲は5mで1mm前後です。
合格したら、梱包してようやく一台修了。
本日の成績
合格機:6台
水平不良:1台
水平レーザーが点灯しない:1台
以上:合格率75% 返品が2台でした。
それではまた。
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