先日YAHOO知恵袋で、こんな質問がありました。
「チェンソーについて教えて下さい！ 使用中にはチェンソーオイルが出ずに、使用後にゆっくりと出てきます。
これって、何をどうすればなおりますか？刃は焼けるし、置いた所は油でギトギトで困っています。
教えて下さい。」
すでに回答が2件入っていましたが、いつも直す所のポイントに触れていませんでしたので、
その部分のこんな回答をさせていただきました。
「 このことは意外に知らない方が多いのですが、
オイルの出口がチェンバーの調整穴ではないもう一個の穴から出るのですが、
実はその穴とチェンバーの溝が貫通しています。
切断作業をある程度するとチェンバーの溝の中に切りくずがつまり、
オイルが出る穴とチェンバーの溝の貫通部分が埋まってしまい、
オイルがチェンバーに行かなくなってしまいます。
また埋まってしまうと、チェンバー付け根部分のオイルが漏れるため
後からボタボタとオイルが漏れてきます。
自分はこの依頼が来たときは、金切のこ刃でチェンバーの溝からカスを
欠き出して、オイルが出るように掃除をしています。
金切のこ刃がなければ、チェンバー溝に入る薄い鉄板でも細い針金でも
代用できます。コンスタントに掃除をして下さい。」
実際のチェンバーです。
皆さんもオイルが出ない時はまずチェンバーの穴が詰まっていないか確認してください。
それではまた。
596966
