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電気ボーラーを入手しました。

以前よりHPの中古紹介のところにも載っておりますが、もう1台電気ボーラーを入手しましたが、
最近は構造計算の関係で重量鉄骨住宅の建築が激減して、先日も知り合いの勤めていた地元の大手鉄骨屋が倒産してしまいました。
重量鉄骨の木工事が多かった頃、活躍したこの電気ボーラーの価値観を忘れられないように、今回ご紹介させていただきます。

この電気ボーラーは電気ドリルにテコの原理を応用した治具が付いております。
ドリルを対象物にあてがい、グリップを引くと押し付ける1/5の力で鉄工ドリルが進んでいくため、
小さな力で安全且つスピーディーな作業ができます。
とりあえず、使ってみましょう!ということで動画をご覧下さい。

木下地材と一緒に12mmの厚みの鉄板に3分ボルトが通る10mmの穴を開けてみましたが、
わずか10秒くらいで開いてしまいます。
これなら、少々足場が悪くても、安全に早く作業することが出来ます。
これを見ると
「コラムの時はどうするんだ?」
と、ツッコミを入れる方が、出てきそうですが、実際に数名見えました。
その時はテコの部分の黒い主軸を2本溶接して長さを400mm弱まで穴あけが出来るものを特別に作りました。
先日「コラムに木の庇桁を入れたいので4分のボルト穴を開けてくれ。」
と、依頼を受けて行ってみると「ハシゴに上がってやれ!」と、言われまして、ハシゴの上では、とても無理です。
「道具を借りてきます。」
と言って昔作ったロングシャフト電気ボーラーをお借りして簡単に穴を開けてきました。
やっぱり道具ですね。厚みが12mmのH鋼よりも硬い角パイプも僅か10秒ほどで開いてしまいます。
それではまた。
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