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タッピングビスその2

昨日はたくさんのコメントをいただきましてありがとうございます。
他の皆さんは昨日の回答の中でどの方の回答をベストアンサーにされたでしょうか?
ベストアンサーはあくまでも質問者がベストと思われることがベストアンサーであって、万人が正しいと思われることがベストアンサーではありません。
ですから、回答者がベストアンサーを欲しいと思うのであれば、正しい回答ではなく、質問者の欲しい回答をしなければいけません。
自分の思いと質問者の要望が違う時はうその回答をしないとベストアンサーをいただけません。
これでも、真意を知って欲しい時は質問者の要望を無視して真意を書き込むか。
あるいは、質問を全く無視をするか、どちらかにすべきでしょう。


話は逸れましたが、自分なら4番の回答を
ベストアンサーにします。
そこに貼り付けてあるあるリンクにタッピングビスの紹介が書いてあります。
http://www.sunco.co.jp/fnet/data/11/11.html
この中でC0タッピン・C1タッピンの紹介があります。
実は昔、マキタや日立がアルミボディのマルノコなどのスイッチカバーの取り付けネジに採用されていました。
アルミボディは成形時にネジを切ることが出来ないため、成形時に大雑把な穴を開け、一度下穴を開けてから、タップでネジを切っています。
そのためコストを下げるため、4mmネジの場合下穴を3.3mm開けるところを約3.7mmの下穴にして、タップ作業をやめて
普通の4mmネジの代わりに4mmのC0タッピンを使いコストダウンを図っておりました。
しかし、これは修理の時に気をつけないといけません。
通常の4mmビスよりもネジの掛かりが浅く、再度ネジを入れるときにねじ山が合わない時に強引に入れるとネジが空回りしてバカ穴になってしまいます。
また、製造工程でネジを入れるときにC0タッピンのねじ山のメッキが剥がれるため、電食(違う金属同士が接触するところに汗が付き電気が発生してイオン化傾向の関係で金属が腐食する現象)が起き、ネジが取れなくなることもよくありました。
ですから現在は、ほとんど使用されておりません。


まとめとして、タッピングビスは「メスねじを作る」意味の”タッピング”に”ビス”が付いた言葉です。
直訳すれば、意味はそのままです。
意味の取り違えの無いように宜しくお願いいたします。
でも、販売店でも理解していないところが多いようですので、業界全体はまだまだ勉強をしないといけないところが多いと思います。
私も死ぬまで勉強をさせて頂きます。
それではまた。
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