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超仕上鉋のインバーター交換 その2

インバーターはこの中にある一番大きい部品です。
中には電子回路がいっぱい入っています。
リターンの信号や再リターンの信号を入力して、それに応じたプログラムが専用のパソコンから設定ができるようになっています。
修理交換用のインバーターには、すでにその機種に合わせたプログラムが入力済みです。
それでは交換します。

コードを1本づつ交換すると間違いないのですが、コードの長さに余裕がないため、それは不可能です。
そのため、一旦全てのコードを外します。
コードの色だけでは区別ができませんので、必要に応じてコード1本1本に印をつけます。
差し込み図の線を抜く前に下書きします。
幸い今回のコードには、ほとんど印がついていましたが、4本だけ無印のコードがありましたので、ちゃんと印をつけます。
これで、やっとコードが外せます。

新しいインバーターを付けてコードを元通りに繋ぎます。
今回のインバーターは全く同じものでしたが、木工機械メーカーのインバーター交換の場合、ほとんどが10年後くらいに故障するため、
取替え用のインバーターは製造打ち切りのため、代替インバーターの場合が多いです。
代替インバーターの場合、コード差込形状もコード差込口の番号や名前が全く違います。
そのため、インバーターをメーカーから頂く時に変更図を頂いて解読しながら、配線をします。
また取り付け穴位置も違うため、下地にタップを切ったり(横着してテクスを使います。)結構面倒なんです。
話は逸れましたが、試運転です。
ブ〜〜〜〜〜〜〜ン!
リターンOK!再リターンOK!上昇OK!下降OK!
無事終了いたしました。番頭から荷物がたくさん入っているから早く帰って来いの電話が・・・。(申し訳ないorz)
それではまた。
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