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超仕上鉋のインバーター交換 その1

展示会も終わって昨日から出荷される荷物が順次入荷してきますが、展示会が終われば本来の業務が優先します。
今日は朝から日立超仕上鉋PF120Fのインバーター交換です。

インバーターとは前にも説明しましたが、日本語にすると「周波数変換器」と言う意味です。
この地区では通常交流は60Hzですが、三相モーターは周波数を変えないと回転数を変えることができませんので、
そのためにもインバーターを使用しております。
インバーターは機構的な部分に手を加えなくても簡単に回転数をコントロールできる反面、
寿命が意外に短い欠点があります。
建築用の木工機械では、よく使う機械で10年と言われますが、飯田工業さんに聞くとあっさり「寿命は5年」と言われます。
(建築用ではなく、毎日使う建材工場あたりを対象にしているからだと思います。)
インバーターは三相200Vの出力をサイリスタという半導体で制御しているため、長い間大電流を通しているうちに劣化して
本来の機能が失われて、使えなくなります。
対処法はインバーターをそっくり交換するしかありません。
大手の製造工場あたりでは、インバーター不良による不測の事態に備え、取替え用のインバーターを在庫したり、
2年くらいで故障していなくても交換するようです。
今回はこの超仕上鉋のインバーターを交換します。

わぁ〜!コードがいっぱいありますので、続きは明日。
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