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叩かない振動ドリル

知恵袋の回答者の文面を読むと「振動ドリルは細かく叩き、ハンマードリルは大きく叩く」と、いった解釈が多いのですが、
自分は振動ドリルは叩くと言う表現に否定的です。
叩くと言うよりは、「揺する」と言う表現の方が適していると思うのですが、
それを読まれる方には理解していただけないようです。


先日、演劇を見に行ったときのことです。
前説に男性二人が登場しました。
お決まりの観客に対する注意点を説明するわけですが、
上手(かみて)の男性が
「一つ目!」(すると下手の男性がシャツの一つ目のボタンを外し)
「観劇中は、携帯などの音源である電源を切って」
「二つ目!」(今度は下手の男性が二つ目のボタンを外し)



「五つ目!」(で、とうとうボタンが全部外され上半身が裸の状態)
すると、ここで話題を変えて
「皆さん、秋と言えば紅葉、皆さんは紅葉を見に行かれましたか?見に行ってない人のためにここで紅葉を楽しんでください。」
と言って、上半身裸の男性の背中を平手打ち「ビシッ!」(微妙に音が鈍いです)
いわゆる叩きが甘い状態です。
叩いた男性は背中の紅葉(もみじ)の後が出ないので迷っている様子。
思わず観客の分際で声を張り上げてしまいました。
「甘い!」(少し笑いが取れました。)
「リクエストがありましたのでもう一丁。」
「ビシッ!」
今度は叩いているというよりも押し込んでいるような叩き方のため、叩かれた男性は相撲の送り出し状態。
話は逸れましたが、ここで叩くと言う意味がはっきりしました。
叩くということは、叩く直前に引きがあり、反動を付けて、慣性を利用して押しつけることなんです。
インパクトドライバーの打撃やハンマードリルの叩きも反動を付けて押し付けていますが、
振動ドリルには反動に値するものがありません。
玄翁も勢いを付けて釘を押し込んでいるから叩く。
玄翁を釘に当ててから玄翁を押し込んでも釘は入りません。
くだらない話と思ってください。
でも、これは自分にとって新しい発見でした。
それではまた。
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