時々「ビス打機は、本当に回してるのか？」なんてことを言われることがあります。
それを証明するために、今回はビス打機の修理の画像提供を致します。
今回は日立のビス打機WF4AHが「ビスが半分しか入らない」ということで持ち込まれました。
すぐに考えられることは、半分打ち込んだ後、ビスを回していないために、ビスが最後まで入らないということが考えられます。
分解するとエアーモーターの4枚ある羽根が一部消耗、1枚は破損していました。
これが今回交換する羽根（ベーン）になります。
材質がベーク板のようなもので出来ています。
エアモーターのローター部に挿入します。（くるくるぱーさま、どうぞ！）
外側を組んで実際回ると遠心力で羽根が外周をなぞるように出入りして空気を捕らえ回転します。
遠心力が少ないと羽根が出ないため、エアドライバーのようなエアモーターの工具はエアを思いきり絞ると
回転せずにエアだけが抜ける状態になります。
さらに頭部に挿入します。（くるくるぱーさま、もう一度お願いします。）
蓋をかぶせて、試運転。快調にくるくる回ってぱーっと締まりました。
お客さまお待たせしました。それではまた。
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