+溝が完全にエグれてしまって+溝を復活させることができないときは、+ドライバで回すことは不可能です。
その時は外周を叩いて回します。
なべ頭ならネジサウルスでもプライヤーでも外すことは可能ですが、皿頭は不可能ですので、この方法を取ります。
今回は昔、よくあった日立カラー釘打機NT25Aの+ネジを外します。
まず、平タガネで写真のように+ネジの半径方向に溝を彫ります。
このまま平タガネで叩き続けると、表面をエグり取ってしまうため、貫通マイナスドライバーで叩きます。
一回で回る角度は僅かですが、90度も回れば簡単に外せます。
無事、抜けました。
次回はこれでも抜けないときの方法です。
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