PVアクセスランキング にほんブログ村

3.0Ahの本体に4.0Ahは使えるか?

日立の3.0Ah/4.0Ah/5.0Ahのバッテリには
「日立はすべてに互換性あり」
http://www.hitachi-koki.co.jp/powertools/pro/4ah_liion/4ah_liion.html
と、記されていますが、マキタにはその表記がございません。
カタログには機種ごとに4.0Ahのバッテリが使えるものと使えないものがあります。
簡単な区別をする方法として
1.本体に”LXT”の表記がある。
2.本体に”★”マークがある。
3.バッテリの電極の樹脂部分が黄色である。
この3つのいずれかの表記があれば4.0Ahのバッテリが使えるようで、
使えない機種は必ずバッテリが挿入できないようになっているようである。
どうして、マキタだけこんな面倒なことになっているか?
現在理由ははっきりしていないが、どうも安全対策のためらしい。
充電工具は、各社暗黙の了解で、定格を”2パック”と、しているようである。
2パックというのは満充電のバッテリを2個分続けて使用しても壊れない耐久性にしてあるということである。
但し、力率85%(無負荷回転数の85%の回転で回る程度の負荷)で1時間のうち30分以内の作業量の条件付である。
これは3.0Ahのバッテリ付の機械に4.0Ahのバッテリを入れた時点で条件が変わるので、
マキタは自主的にバッテリに突起を付け、問題がある機種に付いてバッテリの挿入制限をつけているようである。
もちろん、その突起を抹消すれば、使えるわけであるが、それが元で故障した場合はメーカーは責任を負わないわけである。
LXTや★マークの付いている機種は定格を超えた作業があった場合、故障しないような制限をする回路が入っているため、
4.0Ahのバッテリを入れても、問題が起きないようにしてあるようである。
逆に日立はそのことを全く考えていないようである。
どちらが正解なのか?
答えはこれから数年先しか分からないので、ユーザーの皆さんとそれまで首を長くして待つことにする。
それではまた。
2698320