消費税が8％になるまであと数日となりました。
テレビや新聞では今買ったほうが得か？そうではないか？と色々語ってみえるようですが、
所詮3％の違い。無駄な消費にならない範囲で、無理な購入は控えたほうが良いと思います。
せっかく報道関係で損得の話をするなら流通業界の損得も話題にして欲しいですね。
問屋やそこそこの販売店はほぼ年商5000万円以上のため、自動的に本則課税が義務付けられている。
年間に頂いた消費税から支払った消費税を引いた残りの納税する方式のため、
5％で仕入れたものは5％減額し、8％で仕入れたものは8％減額するため、無理に5％で仕入れても１銭の得にもならない。
でも、実際は得にならないのに仕入れている業者が多い。
当店にも駆け込みで大量購入使用とする方が買い物に来られる。
もちろん「今買っても得にはなりませんが。」と言いますが、
それでも、購入されて行かれますので、逆らいません。
でもやっぱり消費税の駆け込みで振り回されている建築業界。
いくつも現場を持って大変な状況の大工さんもたくさん見えます。
でも、儲かっていないのと、先行き不安で、それほど道具の購入はしていません。
こちらとしても、一時的にたくさん売れて仕事が偏りよりも１年を通じて満遍なく仕事があるほうがありがたいです。
４月以降も職人さんは不安があるようですが、その割りに仕事が多いようである。
これは駆け込み需要に隠れた”職人不足問題”だと個人的に睨んでいます。
全国の職人さんにお願いします。
儲からない物件の仕事はできるだけ断ってください。
そんな仕事をすると、他の職人さんが迷惑をします。
それ以上に今週に入ってから当店にやってくる運送屋の運転手が悲鳴を上げている。
とにかく荷物が多いらしい。
普通なら翌朝到着するはずの荷物が午後になったり、翌々日になったり、
当店としては納期の確約が出来ない状態になっております。
マキタの製品も欠品が多い。
でも、もっと大変なのは当店の価格改正です。
プライス・価格表・３月末の買掛残高・売掛残高・未払い残高
この仕事は消費税さえ変わらなければ全くする必要の無い仕事ですから。
しかも利益のない仕事は、する気になりませんよね〜。
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