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真面目な地球に優しいリサイクルその1

金属ゴミももちろんリサイクルします。
一般に鉄とアルミとステンレスと銅を分けますが、この見分けは簡単である。
磁石でくっ付けば鉄(18クロムのステンレスは金属回収業では鉄扱い)
軽い金属はアルミ
鉄に似ているが錆びなくて磁石に付かなければステンレスである。
当店ではこれ以外の金属も混じっている。
まず真鍮と銅は混ぜてもOKであるが、別にすると銅だけ単価が高くなる。
見分け方は色で分かるので、まず慣れれば問題ない。(真鍮は黄色っぽく、銅は赤みがある)
タングステン(いわゆる超硬の母材:比重19.3)の比重が鉄(7.86)の倍以上あるのですぐに分かる。
問題はこの先であるが、紛らわしいのが亜鉛マグネシウム合金
亜鉛はステンレスとあまり比重が変わらず、磁石にも付かない。
マグネシウムはアルミよりも軽いが、全く同じ形のもの同士を比較すれば分かるが、比較対象がないと分からない。
何とか簡単に見分けたい。ゴミを処理するのに手間を掛けたくもない。
そこで考えてみた。
一つ目の方法として亜鉛はステンレスより軟らかいので、鉛筆の4H並みに字が書けるはずである。
実際に紙に書いてみると薄すぎて見えない。油やグリスが付いていると全く分からない。
ましてや老眼では全くダメである。
他に方法は無いか?
そこでこれを使って見分けることにする。

これは手紙の重さを計る道具である。
続く


追伸:先日近所にヤマダ電機が開店しましたが、その場所は回収したアルミを溶かして、アルミ素材として使える
アルミの塊を作っているアルミ再生工場跡地でした。
このアルミ再生工場は近隣に住宅の無い僻地に移転しましたが、以前は近くを通ると時々工場内で爆発音が起こっていました。
噂ではアルミ屑に混じっているマグネシウムが沸騰して爆発しているとの苦情があり、移転されたと言われております。
そのためにも有料で回収代金を頂く以上、アルミとマグネシウムは分けるべきだと思います。
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