充電式のピンタッカで「MAX以外は使えない」と言うとことよく聞きます。
一番の理由は反動吸収装置があるからです。
その原理はショックレスハンマーと同じ原理です。
ショックレスハンマーは樹脂のハンマー部の中に小さい鉄球がたくさん入っており、
叩いた直後、ワンテンポ遅れて樹脂ハンマー部の中をたくさんの鉄球が叩き直すため、
ハンマーの浮き上がりがなく、ショックがない打ち方をすることができます。
充電式のピンタッカが反動すると、人はハンマーの真上を持っていないため、
待機時に飛び出ているドライバーの痕がピンの前についてしまいます。
そのために反動吸収装置が必要になります。
その部分はここにあります。
分解図ではアセンブリ（組み付け品）になっているので、分解図では原理が分かりません。
ちょっと分かりにくいですが下手な図解をしてみます。
こんな感じで浮き上がりを防いでいます。
マキタ・日立を使わなければいけない時は、反動時にできるだけドライバーがピン上に不時着するように
本体のドライバーが垂直に落ちるように押さえて使うか、
不時着しないように全く押さえないで打つしかないでしょう。（この場合ピンが浮きます。）
ご参考まで！
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