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消えた消耗部品その2

2年くらい前の問屋の展示会に某刃物メーカーの営業マンが
「実はウチでリョービさん付属のレシプロソーの刃を作ってるんですが、同じ色のものを出すと問題があるので、」
と同品の色違い(リョービは紺色でこちらは塗装なし)のサンプルを頂いた。
若干厚いようにも見えるが、刃の形状は全く同じである。


数か月後、リョービ営業マンが
「今度レシプロの刃をもっと良いものに変えました。」
と白いレシプロソーの刃を持ってきた。
でも、刃の形状が全く違う。
従来の刃は、両刃の横目と同じ茨目(メーカーは江戸目と呼んでいます)
しかし新しい刃は釘も切れる金鋸目である。
切れ肌も切れ味も異なる。


先日、新規のお客様から問い合わせがあり、
リョービの前からある薄い刃がどこに行ってもないけど、手に入る?」
「旧タイプは廃盤のようですから、入手困難ですが、製造元ならあると思いますので確認します。」
代理店に頼んだら、別のものが来てしまいました。
どうやら流通業者はこのことを知らない人が多いようです。
分かっていない人には理解できないので、直接製造元に電話するが、電話を受けた事務員でも分からず
担当営業が帰ってからの電話待ちとなった。


数分後、製造元から電話があり、注文し、数日後届いた。

リョービはないけど、こちらにはありますよ〜。